【質問】スペインのマヨルカ島の福坂でございます。 今回のe-mailは柔道の技についての質問ですが、 まず手技の中の、帯落(おびおとし) 次に腰技の中の抱上(だきあげ)についてよろしければお答え願いたいと思って居ります。
福坂先生いつもありがとうございます。分かる範囲でご質問に答えたいと思います。まず、帯落ですが、相手の前帯をつかみ、自分の片足の膝の上あたりを支点にしながら、吊り上げ、相手をのけぞらせるようにして後ろに投げ落とす技です。帯を手でつかんで持ち上げること、もう一方の手で手で相手の胸のあたりを押さえつけることから、手技となっていますが、実戦では裏投や谷落に近いイメージだと思います。国際柔道連盟の技一覧にも載っています。by 塾長
帯落
次に抱上ですが、これは今の感覚からすれば、ちょっと変わった技でして、昭和初期頃には、「相手を抱き上げた時点で巧みであり、その効果を認められて一本」とされていました。たとえば、寝技に引き込もうとする相手の両足を内側から掬い、抱え込んで、腰を中心に相手を高く抱き上げた時点で一本となったわけです。おそらく、その状態で肩の高さから投げ落とすと相手に相当のダメージを与え、危険であることから、抱き上げた時点で技の有効性を認めていたようです。ところが、その後「巧みに持ち上げる」という基準が分かりにくく、試合では有効な技とされなくなりました。講道館でも腰技として一覧に載っていますが、現在では有効な技とされておらず、相手を抱き上げても「待て」となり、試合は中断されることになります。国際柔道連盟の技一覧からも削除されています。by 塾長
抱上
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